台湾旅行ガイド台北101

台北のランドマーク、台北101。
展望台はもちろん、ショッピングにグルメ、台北の最先端トレンドを感じてみよう。

台北101

　2004年に世界一の高さの超高層ビルとして完成した台北101。（現在は世界2位の高さです。）
101の名は、建物の階数地上101階から来ています。
低層階には、カジュアルなブランドからトップブランドまで、有名ブランド店が入店し、台北のトレンド発信地でもあります。
また、高級レストランからフードコートまで入っているので、グルメ的にもバッチリです。観光客向けの土産物屋や、地下にある高級スーパーマーケットの台湾特産品コーナーや、日用品コーナーで、お土産を買うこともできますよ。

　台北101に行ったら、外せないのが展望台。5階のチケット売り場からエレベーターに乗って、89階の屋内展望室まで、時速約60kmたった37秒で着いてしまいます。展望室では、日本語のオーディオガイドを無料で貸し出してくれるので、説明を聞きながら、台北の街を360度のパノラマで見ることができますよ。また、展望室内には台北101グッズを売るお土産屋さんや、カフェスペースなどもあります。
　屋内展望台をぐるりと周ったら、階段で91階の屋外展望台へ行ってみましょう。ここではなんと、屋外のデッキに出て、柵越しに台北の街を見下ろす事ができます。強い風に吹かれながら見る景色は、ガラス越しに見るより臨場感がありますよ。ここも360度見渡すことができます。
　帰りの順路にはお土産ゾーンが待っています。珊瑚や翡翠の美術品や装飾品がケースの中に陳列されていて、突然の宝飾店な雰囲気にびっくりします。

　天気の優れない日には、ビルの上層部が雲の中に入っている場合があります。その際にはチケット売り場で、雲の中で視界が悪いけれどいいですか？と確認されます。雲に包まれている時に展望台に上がると、窓の外は雲で真っ白！外が全く見えません。風で雲が動いて、時々雲の隙間から下がうっすらと見える程度。しかし、雲が晴れてくると、街の上を漂う雲と同じ高さ、もしくはそれ以上の高さにいる事がよく分かって、なかなか感動的ですよ。雲がかかっている時に当たってしまったら、展望台で少し長めにゆっくりして、雲が切れるのを待ってみるのもいいかもしれません。

　台北101には、独自のキャラクター「Damper Baby」がいます。台北101の構造的な名物、マスダンパーから名前がつけられています。
　マスダンパーとは、風圧による振動を抑えるために設置されるもので、大きな球体が87階から92階の間に吊り下げられています。（画像のDamper Babyの後ろにあるのが、マスダンパーです。）
　ちなみにこのキャラ、サンリオに委託して作られたそうです。顔が101になってて、のほほんとしたキャラですね。このキャラのグッズもいろいろ販売されていました。

　近代的で開放感のある、台北101内部。
吹き抜けを中心にして、沢山のお店が並んでいます。

　無料で貸し出してもらえるオーディオガイド。
もちろん日本語にも対応していますよ。

台北101の行き方

　ＭＲＴ板南線「市政府」駅２番出口を出て徒歩10～15分。（ＭＲＴ青色の線です。）
　11：00～21：00までの間は、２番出口すぐのバス乗り場から、台北101行きの無料シャトルバスが、週末は15分おき、平日は20分おきに出ています。バスの正面の電工掲示部分や背面に「免費」と出ているので分かり易いです。側面には「捷運市政府―台北101」の表示があります。
　普通に運賃のかかる路線バス（537番）も走っています。
　2駅隣で、鼎泰豊（忠孝店）のある忠孝敦化駅から、タクシーに乗って行っても100元程度です。

▲クリックでより詳しい地図を表示

展望台チケット	大人　　　　　400元
	12歳以下　　370元
	身長115cm以下の子どもは無料（大人1名以上の同行が必要）
営業時間	9：00～22：00　（チケット購入は21：15まで）
チケット売り場	台北101ビル　ショッピングセンター5階

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